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Posted by たまりば運営事務局 at

2018年11月24日

私が薦める南京の観光地

南京郵電大学外国語学院(中国•南京市)では、昨年多くの方にご愛読いただきました南京観光地の本の内容をさらに充実させ、この度「私が薦める南京の観光地」という本を発行いたしました。

私が薦める南京の観光地



■私が薦める南京の観光地とは
日本語を学ぶ中国人の大学生が現地調査した南京の観光地を日本語で紹介する本です。PDF版もございます。

■PDF版の入手方法について
右側のサイドバーの一番下にある「オーナーへメッセージ」からお名前とメールアドレスをお送りいただければ、PDF版のガイドブックを送付いたします。

■昨年発行の「南京-南京の大学生が紹介する南京-」との違い
 紹介する観光地数の増加(38ヶ所→61ヶ所)
 執筆した学生数の増加(55人→108人)
 観光地写真の増加(25枚→52枚)
 南京観光地ランキングの掲載
 伊藤園お~いお茶新俳句大賞入選作品の掲載

また、昨日東京港区の中国大使館で、第一回忘れられない中国滞在エピソードの表彰式が行われました。日本僑報社からは受賞作品集が発行されました。本の名前は『心と心つないだ餃子 第1回「忘れられない中国滞在エピソード」受賞作品集』です。私が書いた作文(題名:学海無涯)も収録されており、その中で南京観光地を紹介する取り組みについても書いております。他に43名の感動的なエピソードも収録されております。ご興味がございましたら、そちらもぜひご覧ください。

忘れられない中国滞在エピソード



南京郵電大学外国語学院 小椋学  


  • Posted by EAGL at 09:37Comments(0)

    2018年03月31日

    お花見を楽しんでいますか



    みなさん、こんにちは。東京では今桜が見頃を迎えているようですね。天気予報によると、4月5日まで良い天気が続きそうですね。この週末にお花見に行かれる方も多いのではないでしょうか。近年は上野公園などに多くの外国人観光客がお花見に訪れるようになりましたが、私が住んでいる中国の南京市でも桜を見ることができます。

    南京の桜は26種類もあると言われています。有名な桜の名所は市の中心部にある鶏鳴寺(けいめいじ)、玄武湖公園、明孝陵(梅花山の東側にある櫻花園)、南京林業大学です。他にも中山植物園、莫愁湖(ばくしゅうこ)公園などがあります。今年は3月22日(木)から3月25日(日)までが一番の見頃でした。たくさんの人が花見に訪れ、写真を撮っていました。

    明孝陵の櫻花園や玄武湖公園などでは、友好樹として日本からも多くの桜が寄贈されたことを紹介しています。南京の桜は東京のパンダのように、日中友好のシンボルとなっています。南京でもお花見を楽しむことができるのは、南京市民はもちろん、私のように南京で生活する日本人にとっても嬉しいことです。

    私の勤務校である南京郵電大学のキャンパスにも昨年桜の苗木が植えられました。まだ小さな桜の木ですが、大きな桜の木に育つのを今から楽しみにしています。

      


  • Posted by EAGL at 17:26Comments(0)

    2018年02月16日

    漢文は日本人と中国人の共通の話題

    南京大学文学院



    昨年は南京郵電大学で勤務する傍ら、週末は南京大学の大学院生が主催する中国文化講座に参加しました。そこでは、将来中国語の教師を目指す大学院生が南京在住の外国人のために中国語や中国文化を分かりやすく紹介してくれました。その講座の中で、下の写真の漢詩が紹介されました。

    黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る




    みなさん、いかがですか。この漢詩の意味は、なんとなく分かりましたか?
    返り点と送り仮名がない白文(はくぶん)だと、ちょっと難しいかもしれないですね。
    小学校の頃から勉強してきた漢文は、白文のまま読むのではなく、訓読文や書き下し文を読んでいましたので当然ですね。

    では、書き下し文を見てみましょう。

    (書き下し文)
    『黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之を送る』
    李白
    故人 西のかた 黄鶴楼を辞し
    煙花 三月 揚州に下る
    孤帆の遠影 碧空に尽き
    惟だ見る 長江の 天際に流るるを

    この漢詩は作者 李白が武漢にある黄鶴楼から小さな船に乗って
    揚州に行く友人 孟浩然を見送る場面を描いたものですが、
    ここまで読んで、この漢詩を読んだことがあるかもしれないと
    思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    南京大学の大学院生が中国語でこの漢詩を紹介しているのを聞いているうちに
    私はこの漢詩を以前勉強したことがあることに気がつきました。
    あとで調べてみたところ、中学生の国語の授業の中で紹介されており
    日本で発行されている漢文の参考書にも掲載されていました。

    後日、南京郵電大学の学生にこの漢詩の話をしたところ、全員が知っているだけでなく暗記していました。日本人の学生は訓読文や書き下し文にして読んでいることを紹介すると、とても興味深そうに聞いてくれました。また、日本では高校入試や大学入試で漢文の試験があると聞いてびっくりしていました。
    みなさん、もし中国人の方と交流する機会がありましたら、漢文の授業で勉強したことを話してみては、いかがでしょうか。
      


  • Posted by EAGL at 00:27Comments(0)

    2018年02月14日

    日本語科1年生と一緒に行った閲江楼(えつこうろう)




    中国の大学は9月から新学期が始まります。昨年9月に入学した日本語科の学生は55名で、2クラスに分かれて日本語を勉強します。クラスには班長(学級委員に相当します)がおり、クラスの親睦を深めるため、定期的にクラス会を開催しています。昨年12月には閲江楼(えつこうろう)で親睦会が行われました。私も同行しましたので、南京の名所をみなさんにご紹介したいと思います。




    1368年に明を建国した朱元璋(しゅげんしょう)は、現在の南京(当時は「応天府」と呼ばれていた)に都を置き、現在北京にある故宮と同規模の宮殿を約11年かけて南京に作りました。その後、3代目の皇帝 永楽帝の時に北京に遷都した後、南の都という意味の「南京」という地名が生まれました。




    初代皇帝の朱元璋は長江南岸の獅子山に楼閣を建てること計画し、『閲江楼記』を書きました。その後、建築に着手するものの、様々な事情があって途中で中断してしまったそうです。そのため、閲江楼の建物が無い状態が続いていましたが、600年の歳月を経て2001年に閲江楼はついに完成しました。楼閣は明代建築を模したものであり、高さは52メートルで最上階の7階から南京市街を一望することができます。南京に来られたら、ぜひ見ていただきたい景色の一つです。



      


  • Posted by EAGL at 16:06Comments(0)

    2018年02月13日

    第二十九回伊藤園お~いお茶新俳句大賞




    みなさんは「伊藤園おーいお茶新俳句大賞」をご存知ですか。
    伊藤園さんの「おーいお茶」のパッケージに掲載する俳句を決める大会です。
    俳句のテーマは何でもよく、季語が無くてもかまいません。自分が感じたことや思ったことを自由に表現することができます。小学生や中学生、高校生を中心に毎回多くの人が参加し、素晴らしい作品がたくさん入選しています。日本語俳句と英語俳句の2つの部門があり、日本人はもちろん外国人も多く参加しているようです。
    日本語を勉強する外国人にとっては、自分が知っている日本語を使って俳句を作ることは、決して易しいことではありませんが、指を折って数えながら、時間をかけて一生懸命作った俳句は、どれも素晴らしいものばかりです。
    南京郵電大学外国語学院では、日本語科の2年生、3年生の98名の学生が463句を作り応募いたしました。
    みなさんも俳句を作って応募してみては、いかがでしょうか。
    団体応募は本日締切ですが、個人応募の締切は2月28日(水)ですので、まだ俳句を作る時間がありますね。応募はインターネットやハガキ、FAXでできるそうです。詳細は「第二十九回伊藤園おーいお茶新俳句大賞」のホームページにて、ご確認ください。

    第二十九回伊藤園おーいお茶新俳句大賞のホームページ
    https://itoen-shinhaiku.jp/
      


  • Posted by EAGL at 21:40Comments(0)

    2018年02月12日

    東京2020ライブサイト(井の頭恩賜公園)




    平昌(ピョンチャン)オリンピックが開幕しました。テレビで観戦されていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。私が勤務しております南京郵電大学は冬休みに入っており、久しぶりに東京に戻ってきました。総武線の車窓からは新国立競技場の外装の工事が進んでいる様子を見ることができ、東京オリンピックもいよいよ近づいてきていることを実感しました。この3連休(2月10日から12日まで)は、井の頭恩賜公園で「東京2020ライブサイトin2018」が行われていることを広報東京都で知りました。井の頭恩賜公園にはたくさんの人が集まり、オリンピックに対する関心の高さを窺い知ることができました。今年の7月には、東京オリンピックのボランティアの募集要項が発表されますので、私もぜひ東京オリンピック成功のために何かお役に立てたらと考えております。皆さんはオリンピックの成功のために何がしたいですか。



      


  • Posted by EAGL at 12:01Comments(0)

    2017年08月12日

    南京の大学生が紹介する南京




    私の勤務校である南京郵電大学(中国・南京市)の外国語学院日本語科の学生が日本語で南京を紹介したガイドブックを、本日(8月12日付け)の東京新聞朝刊で取り上げていただきました。

    東京新聞の記事
    http://www.tokyo-np.co.jp/article/metropolitan/list/201708/CK2017081202000167.html

    現在日本で発行されている観光ガイドブックでは「南京」をあまり取り上げていないため、南京の観光地について詳しく知っている日本人は少ないのではないかと思いますが、南京は北京、西安、洛陽とともに四大古都の一つであり、たくさんの観光客が訪れています。

    今年は日中国交正常化45周年であり、南京に関心のある日本人の方に南京の魅力を感じていただけたらと思い、日本語科の学生が選んだお薦めの観光地38ヶ所を現地調査し、日本語で文章を書いてガイドブックにしました。このガイドブックが皆様のお役に立つことができましたら幸いです。

    なお、南京ガイドブックPDF版をご希望の方は右側のサイドバーの一番下にある「オーナーへメッセージ」からお名前とメールアドレスをお送りいただければ、PDF版のガイドブックを送付いたします。

    このホームページ「東アジア地理・言語研究室」では、今後ガイドブックの内容も少しご紹介したいと思っております。「東アジア地理・言語研究室」 のFACEBOOKページも用意しておりますので、ご覧いただけましたら幸いです。

    この度は新聞記事及びこのブログ記事に関心を持っていただきまして、ありがとうございました。

    FACEBOOKページ
    https://www.facebook.com/%E6%9D%B1%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E5%9C%B0%E7%90%86%E8%A8%80%E8%AA%9E%E7%A0%94%E7%A9%B6%E5%AE%A4-498017173872267/?notif_t=page_fan¬if_id=1502476916562322

    南京郵電大学外国語学院 小椋学
      


  • Posted by EAGL at 08:49Comments(2)

    2017年08月07日

    バスが停車してから席を立つのが日本式




    普段の生活の中で当たり前のようにやっていたことが、外国に行くと実は当たり前ではなかったということがよくあります。身近な公共交通の一つであるバスの降り方も日本と外国では異なります。日本ではバスを降りる時は、まず「降車ボタン」を押し、バスがバス停に完全に停車してから席を立つよう案内されます。特にお年寄りや小さな子供がバス停に停車する前に降りるために席を立とうとすると、バスの運転手から「バスが停車するまで、席を立たないでください。」と注意されることもあります。そして、バス停に停車する時には、急ブレーキにならないようバスの運転手は細心の注意を払っています。
    一方、中国や韓国では、どうでしょうか。私は韓国のソウル、中国の北京と南京で生活したことがありますが、バスを降りる時はバスがバス停に停車する前に降車扉の前で待っていなければなりません。なぜなら、降車ボタンがないため、降車扉の前に人がいなければ降りる人はいないと判断し、バス停を通過してしまうからです。もし、慌てて降りようとして、バスの運転手に「扉を開けてください。」と言ったら、「なぜ、事前に降車扉の前で待っていなかったんだ。」と叱られてしまいます。また、日本とは違い、バスは乗り心地よりも速さが優先されます。そのため、急ブレーキで停車することも少なくありません。お年寄りの方もバスに乗りますが、車内で転倒したり、怪我をした人は見たことがありません。中国や韓国ではそれが普通なのです。
    このように、バスの降り方だけをみても日本とは全く違います。そういった様々な違いを的確に認識した上で、外国人観光客向けの案内やサービスを充実させていくことが、今後ますます重要になっていくと思います。




      


  • Posted by EAGL at 22:34Comments(0)

    2017年07月24日

    中国人が知らない杏仁豆腐




    杏仁豆腐(あんにんどうふ)と言えば、中華料理店で最後に出てくる定番のデザートとして知られていますが、私はまだ中国で杏仁豆腐を食べたことがありません。日本ではランチセットなどを注文するとデザートとして出てくることが多いので、中国に行けば本場の杏仁豆腐が食べられるのではないかと期待していたのですが、中国人の学生に聞いても杏仁豆腐を知っている人は一人もいませんでした。昨年の夏休みに中国人の大学の先生が日本に研修でいらっしゃった時、私は中華料理店で杏仁豆腐を注文して先生に味見していただきました。食べた感想はアイスクリームのような味だとおっしゃっていました。杏仁豆腐という名前なので、豆腐のような味だと考えていらっしゃったようですが、全く予想外の味でびっくりされていました。このように私たちが普段当たり前のように信じていたことが、実はそうではなかったということがたくさんあります。中華料理と言っても、日本人の口に合った味付けになっていますし、日本にしかない中華料理もあります。他の国の方と交流すると、新しい発見があって面白いです。  


  • Posted by EAGL at 20:58Comments(0)

    2017年07月23日

    中国の電子マネーアプリ 支付宝




    近年訪日外国人が増え続けています。日本政府観光局(JNTO)の資料によると、2016年は2403万人が日本に訪れたそうです。その中で中国人は637万人で全体の25%を占めています。中国人観光客の急増に伴い、中国人観光客向けのサービスが充実してきました。銀聯(ぎんれん)カードでの決済に対応する店が多くなっただけでなく、支付宝(アリペイ)での決済に対応する店も増えてきました。中国語では支付宝(ジーフーバオ/ zhī fù bǎo)と言います。支付宝はスマートフォンの電子マネーアプリです。日本では決済する時にクレジットカードやSuicaなどの交通カードがよく使われますが、中国では支付宝が使われています。支付宝のアカウントがあれば、お互いにお金を送ったり、受け取ったりすることができます。ですから、買い物をする時にも友達にお金を送る時にも使うことができます。中国では多くの商店が支付宝での支払いに対応している他、露店で買い物をする時やインターネットショッピングをする時も支付宝でお金を払います。支付宝は中国の銀行口座と連携していて、利用する度に銀行口座からお金を支払ったり、入金したりしています。支払手数料はかかりませんし、スマートフォンだけ持っていれば支払いができるので、現金ではなく支付宝を使う人が増えています。日本でも支付宝の決済に対応する商店が増えれば、中国人観光客は中国にいるのと同じ感覚で買い物ができ、ますます便利になると思います。  


  • Posted by EAGL at 21:18Comments(0)